2014年からのインデックス投資

2014年8月からスタートしたインデックス投資の経過を記録していきます。

国内債券への投資の見直し

 ようやく仕事も一段落し、今週末は久しぶりに土日をきちんと休めることになりました。繁忙期の最中でも従来通りの積立投資であれば何もすることがないので、資産運用については平常運転です。

 しかしひとつだけ、仕事が忙しい中でもずっと気になっていることがありました。それはマイナス金利についてです。マイナス金利に突入した現在の環境下では、国内債券クラスへの投資のありかたを再考する必要があると感じていました。

 

 今年に入って日本でもマイナス金利が導入されました。その結果、現在では国内債券にかかる代表的なインデックスである野村-BPI総合の最終利回りまでマイナスに転落しています。最終利回り(償還まで債権を保有した場合の利回り)がマイナスであってもロールダウン効果等がプラスに貢献するため、実際のリターンがマイナスになると決まったわけではないのですが、そのリターンの水準は極めて低いレベルまで下がってきており、信託報酬にほとんど食いつぶされるものではないかと想像されます。また、金利がここまで低下してきたことで債券価格は目一杯まで上昇しきっています。これから先、金利の上昇局面を迎えた時には、債権価格の下落により大きな含み損を長期にわたって抱えることになるかもしれません。

 ここ20年間ほどの日本はほぼ一貫して金利が低下し続けてきたために、緩やかな債券価格の上昇が続いていました。そのため我々は国内債券をローリスク・ローリターンの資産クラスとして認識していたわけですが、現在の状況下でその認識を盲目的に将来に当てはめるのは危険ではないでしょうか。極端に言ってしまえば、国内債券は今やハイリスク・ノーリターンなのかもしれないのです。

 そう考えると、国内債券クラスに投下している資金を一度引き上げて、銀行預金などの短期資金にしておくのが望ましいのではないかと考えています。私が国内債券への投資を行っていた最も大きな狙いは、ローリスクである国内債券を組み込むことでポートフォリオ全体のリスク・リターン比を改善することにありました。その狙いは短期資金を保有するほうがより確実に実現可能です。そしてキャピタルロスの生じえない短期資金のほうが、今は安心です。 

 

 ということで、従来は全体の30%を国内債券に充てる方針を採ってきましたが、5月中にすべて売却して短期資金として保有することにします。毎月の残高報告では短期資金についても資産額に含めて計算します。 なお将来的には、信託報酬を差し引いても十分なプラスリターンが見込める水準まで野村BPIの利回りが上昇してきた時には、再び国内債券ファンドへの投資を再開するかもしれません。 

※債券投資のリターンの話については、みずほ総研のこちらのページが非常に参考になりました。

http://www.mizuho-ri.co.jp/publication/sl_info/pension/pdf/pension_news201603.pdf

 

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