2014年からのインデックス投資

2014年8月からスタートしたインデックス投資の経過を記録していきます。

2015年1月 アセットアロケーションの見直し その2

前回の続きです。

これまでのアセットアロケーションを分析する

前回の記事でも名前を挙げた「ファンドの海」において、アセットアロケーションの分析ツールが公開されています。このツールと、「わたしのインデックス」で掲載されている各資産ごとのリスク・リターン、「コツコツ投資日記」の記事にある相関係数を使用して、これまでのアセットアロケーションを分析してみると、以下のようになりました。

期待リターン:5.82% リスク:16.78%
元本:120万円 総投資額:3,120万円 期間:30年
(期待値:8510.9 標準偏差:5934.8 中央値:6981.2 最頻値:4697.2)

by 長期投資予想/アセットアロケーション分析

 

 投資期間30年、当初元本120万円、年間100万円ずつ積立としており、総投資額は3,120万円です。グラフの右側の水色の図形は投資結果の分布を示していますが、分布の山がかなり下のほうに位置しているのがわかると思います。リスクが高い分だけ、少数の勝ち組と多数の負け組みに別れる結果となっているのです。

最頻値である4,697万円は、上位70%にも入っていません。期待リターンの複利である8510.9万円 には、上位37.6%に入れないと到達しません。そして元本割れする確立が10%もあります。30年投資した上で元本割れの確立が10%もあるというのは、さすがにリスクの取りすぎでしょう。

新興国株式のリスク・リターンについて

ここでひとつ気をつけなければならないことがあります。上記では過去のリターンを基礎に計算を行いましたが、投資に当たって本当に重要なのは過去のリターンではなく、将来の期待リターンです。これから先の時代、新興国株式に先進国株式を大きく上回るリターンを期待するのであれば分析結果は変わってきて、リスクの高さを許容してもいいと思えるかもしれません。

たとえば先進国株式と同じシャープレシオになるように新興国株式の期待リターンを14%に変更すると、元本割れの確立は2.7%まで下がりました。リスクは変わらないので結果のバラつきの程度は変わりませんが、期待リターンが上昇したことで全体的に金額がアップします。
こうなってくると新興国株式市場の将来性に関する個々人の判断がポイントになってくるわけですが、正直なところ私としては良いとも悪いとも判断できるほどの知識がありません。それなので、期待リターンを見積もれないまま高いリスクを取りに行くことはやめて、おとなしく新興国株式の割合を減らそうと思います。

知識が足りないならもっと勉強しろ!と叱られるかもしれませんが、しかし私は個別銘柄を研究する手間がいらないというのがインデックス投資の最大のメリットだと考えていますので、アセットアロケーションについても同様に、特定の資産クラスに肩入れすることなく標準的な資産配分に転換しようと思います。

新しいアセットアロケーション

これまでの考察により新興国株式への配分割合を低下させ、ポートフォリオのリスクを下げることが決まりました。リスクをしっかり下げるため国内債券の比率を高めつつ、株式クラスについてはこれを機に世界の時価総額比を参考にした資産配分に変えようと思います。現在の世界の時価総額は、先進国(日本除く)が83%、日本が8%、新興国が9%というのが大体の配分のようですので(2014年12月時点)、見直し後のアセットアロケーション

国内債券30%、国内株式5%、先進国株式60%、新興国株式5%

とします。1%単位で厳密に世界の時価総額に比例させるかどうかは少し迷いましたが、そこまで大きなズレではないのでキリのいい数字にしてしまいました。

そんなわけで、今月中に上記で決定したアセットアロケーションに組み換えを行います。多少税金が発生してしまうのが残念ではあるものの、これまでのアセットアロケーションがリスク過多であると判断した以上は「善は急げ」ということで断行する所存です。

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